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『スプーの日記』の舞台は誰も知らない小さな国の小さな町。その国では、突然、キャベツがとれなくなってしまい、ちょっとした騒動が起こります。その頃、主人公の、魔術師見習いのスプーは、体外離脱をして、死んだおばあちゃんに会いに、死者の森に通っていました。キャベツ騒動が巻き起こる現実社会とは違い、平穏な空気が流れる死者の森。しかし、そこにも異変が起こっていたのでした。……読む者の心の奥を映し出した日記形式のストーリーは、各方面で称賛され、ディープなファンが増殖中です。

絵と文:なかひら まい
装丁:クラフト・エヴィング商會
監修:スタジオ・エム・オー・ジー

ジャンル:書籍、小説
言語:日本語
販売エリア:日本
価格:各巻1,600円(税抜き)
発売:トランスビュー
販売:全国の書店、ネット書店

『スプーの日記』を称賛してくれる方々には凄い人たちがたくさんいる。なかひら まい が敬愛する作家や文化人も多く、あらためて物語のもつ力に驚かされてしまう。
しかし、昔から批評家や通にうけるものは大衆うけしないといわれている。『スプーの日記』も、爆発的に売れているわけではない。しかし、ぼくはそれでいいと思う。この手の本は、大風呂敷を広げたからといって、一気に広まるものではないからだ。ボディブローのように、長い時間をかけてジワジワと効き目があらわれていけばいい。長いタームでも色あせないような普遍性を、この本は持っている。
 魔法使いの話というと、すぐに「『ハリー・ポッター』のような作品ですか?」といわれる。残念ながら、『スプーの日記』は『ハリー・ポッター』のような内容ではない。魔法合戦もなければ、ホウキにのって飛んだりもしない。ただ、ひたすら自分の内面と向き合う物語が綴られている。これほど地味なファンタジーもないかもしれない。だけれども、これだけは自信をもっていえる。ホグワーツで魔法を学ぶよりも『スプーの日記』を読んだ方が、魔術のことをよく理解できる。
 最初は、なかひらがブログで書いていたものを、たまたま、それを読んだトランスビューの社長が出版を即決した。トランスビューというと、出版業界じゃ良質な本しか出さないことで知られている。そういう人の目にとまったことを本当に感謝している。そこら辺については、『ほぼ日刊イトイ新聞』に書いたので、参照していただきたい。(こちらをクリック
『スプーの日記』シリーズは、なかひらのライフワークであり、現在、続編を執筆中だ。また、英語版の翻訳もあがっていて、現在、ニューヨークで出版社を探している最中だ。もし何ともならなかったら、英語版は電子書籍でリリースするかもしれない。

(文/森内 淳・スタジオ・エム・オー・ジー 代表)
スプーと死者の森のおばあちゃん
〜スプーの日記

ISBN4-901510-36-3
スプーの日記2
暗闇のモンスター

ISBN978-4-901510-52-3
スプーの日記3
地下鉄の精霊

ISBN978-4--901510-56-1
魔術の修行を積むスプーは体外離脱をして、死んだおばちゃんが住む死者の森を訪ねる。そこにはやさしいおばあちゃんがいつもハーブティーをいれて待っていてくれた。しかし何度も訪問するにつれ、おばあちゃんと死者の森の様子がだんだんとおかしくなっていくのだった……。そこには驚くべき事実が隠されていた。「スプーの日記」シリーズの第1弾。

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魔術の力を信じ、チャームストアを舞台にいろいろな人の問題を解決していくスプー。その噂は大きな町まで広がり、スプーはちょっとした有名人になる。そんなある日、神聖な森が開発され、破壊されそうになる。それを指揮していたのは何とスプーのおかあさんだった!スプーは魔術の力で阻止しようとするのだが……。圧倒的なリアリズムと自己探求を描いた問題作!

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魔術の力を失い、放浪の旅に出たスプー。何ヶ月もの旅の末に、スプーがたどり着いたのは大都会だった。地下鉄の構内で暮らし始めるスプーのまわりでは、奇妙な事件が次から次に起こる。一体、大都会に何が起こっているのか。スプーに再生はあるのか。モヤモヤが跋扈(ばっこ)する大都会に精霊を見ることができるのか。自分の心の奥へと旅をするシリーズ最終話。

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